先日、これまでに閉店となったお店の備品や経理関係の書類が沢山埋もれている会社の倉庫を整理していました。コンテナ型の倉庫なのですが、ふと目にした段ボール箱の中に額縁に入った表彰状がありました。

それは創業のお店である「ザ・どん　広島パルコ店」が受け取った表彰状。当時は直営店で私はマネージャーとして管轄していた時代です。

当時ローカルテレビ局で朝の人気番組だった「どっこい神田の日めくりテレビ」が企画された、どんぶりのうまい店ベスト10で第1位に選んで頂き表彰して頂いた時の物です。もう25年近く経つんですね～

その効果は絶大で、放送翌日から沢山のお客様がご来店されるようになりました。

よくありがちなのが、あまりにもお客様が殺到してオペレーションが回らなくなり、逆にお客様を怒らせてしまったり逃してしまうケース。

しかしタイミング良く現在の原型となるオペレーションや経営戦略を導入した後だったので、どんなに沢山のお客様がご来店されても全く問題なし。

むしろずっと客席が回転している為、常に炊き立ての美味しいご飯や食材を提供させて頂く事が出来たので、更にお客様が増えていくという好循環が生まれたのでした。

実はその頃鎌屋はまだ存在せず、私は師匠に弟子入りして猛勉強しておりました。鎌屋の原型となるそのストーリー等も次回ご紹介したいと想います。